C DUNCAN_ALLUVIUM





C DUNCAN
ALLUVIUM


マーキュリー・プライズにもノミネートされるグラスゴー出身のコンポーザー/ミュージシャン、C・ダンカン。クラッシックとモダン・ミュージックを結びつける途方もない才能による4枚目のアルバム『アルヴィアム』、ベラ・ユニオンよりリリース。

●『Alluvium』はクラシックの教育を受けたマルチインストゥルメンタリスト/シンガーソングライター、C DuncanがBella Unionからリリースする4枚目のアルバムだ。心にしみる歓喜の『Architect』(2015年)、トワイライト・ゾーンにインスパイアされた夢想『The Midnight Sun』(2016年)、豊かなメロディーの『Health』(2019年)に続く作品で、活気のある流暢な言葉に満ちたDuncan(CはChristopher)自身に対しての崇高な口直しだ。「シリアスから遊び心、そして大げさなロマンチックへと流動的に移行でき、様々な音楽的アイデアと歌詞を持つポジティブなレコードを作りたかったんだ」とDuncanは説明する。あわせて、様々な変化がこのアルバムを動かしていた。数年前、ヘレンズバーグの水辺にある家に引っ越したことが、アルバム制作の助けとなった。Duncanは自宅のスタジオでアルバム制作に取り組み、作曲、レコーディング、プロデュースを自ら行った(また、アートワークも担当した)。「インスパイアを得ることが出来る場所だ。自宅でのレコーディングは、外部からのプレッシャーを受けずに曲を作る時間と空間を与えてくれるので、またレコーディングに戻りたい、という気持ちにさせてくれた。一人で作業するのがとても心地いい」とDuncanは語る。●C Duncanは1989年、スコットランドのグラスゴーで生まれた。両親はクラシックのミュージシャンで、幼少時代は音楽に囲まれて育った。最初に始めた楽器はピアノとヴァイオリンで、10代の頃にはスクール・バンドに参加。ギター、ベース、ドラムも演奏し始めた。一方、クラシックの作曲や演奏も続け、ロイヤル・スコティッシュ・アカデミー・ミュージック・アンド・ドラマ(現、ロイヤル・コンサーヴァトワール・オブ・スコットランド)に入学。そこで本格的に作曲法を学んだ。こうしたバックグラウンドから、C Duncanの音楽はクラッシックとモダン・ミュージックが混ざり合ったものとなっていった。2015年の7月にFatCatよりリリースされたデビュー・アルバム『Architect』にもそうした要素は色濃く表れ、高い評価を獲得。『Architect』は同年のマーキュリー・プライズにもノミネートされ、大きな成功をおさめた。その後も『The Midnight Sun』(2016年)、『Health』(2019年)とアルバムのリリースを続けている。


1. Air
2. Heaven
3. We Have a Lifetime
4. Bell Toll
5. Lullaby
6. Torso
7. Pretending
8. You Don’t Come Around
9. I Tried
10. Sad Dreams
11. Alluvium
12. Earth
13. The Wedding Song
14. Upon The Table


[release]2022/08/10
[price]¥2,400+tax
[format]CD
[cat]BELLA1262CDJ
[genre]洋楽/ROCK・POPS