遊佐春菜_Another Story Of Dystopia Romance





遊佐春菜
Another Story Of Dystopia Romance


壊れかけのテープレコーダーズ、Have a Nice Day!の遊佐春菜のソロ・プロジェクト始動!ディストピア・シティー東京で孤独に生きる僕たちのもうひとつの物語。CD2枚組にてリリース、Disc 2には全曲のリミックスを収録!

2020年4月に発出された緊急事態宣言から2年が過ぎようとしている。この期間、東京では音楽を楽しむ現場であるライヴハウスやクラブは入場者数の制限や休業要請に苦しんできた。とくに新宿や渋谷など小さなヴェニューがひしめく世界的にも珍しい街ではコロナ以前の活気は完全に失われてしまった。コロナ以前には東京中の小さなヴェニューにはロック、テクノ、ヒップホップなどの様々なアンダーグラウンドのシーンがあり、その中から世界に発信するミュージシャンやポップミュージックとして成功するようなアーティストを数多く輩出してきた。数々のフロアには毎日音楽を楽しむオーディエンスが音楽に耳を向け、それぞれに楽しい表情を見せていた。しかし2年に及ぶコロナ禍はすべてのシーンの活動を止めることとなった、さらにパンデミックの中のオリンピック、政府の腐敗と行政の失策などが噴出。まさに2021年東京は完全なディストピアとなってしまった。その中で生きる10代、20代がインターネットというネットワークの中で暮らす日々をこのアルバムは描写する。Dystopia Romanceとは2012年から新宿を中心に活動をはじめたディスコ・パンク・バンドHave a Nice Day!が2015年から提唱し使われてきたタイトルであり、彼らのアルバムやイベント名として使われてきた。2015年以降の新宿のアンダーグランド・シーンを牽引し、インターネットを駆使しながら独自の方法でライブハウスをダンス・フロア変えながらバンドは規模を拡大してきた。Have a Nice Day!の最大の特徴はフロアにいるオーディエンスの熱気こそがライブでありオーディエンスひとりひとりが主役だった。彼らのライブにはオーディエンスそれぞれのドラマとストーリーがある。2020年、Have a Nice Day!は新型コロナ・ウイルス感染症が広がるまでは東京のライブ・シーンの象徴だった。そしてそこに集う人々が織りなすストーリーは音楽が見せてくれるシーンそのものだった。そのストーリーをいまを生きる女性の視点から全編Have a Nice Day!の曲で再構成した。


Disc 1 / Dystopia Romance Another Story
1. everything everything everything
2. Midnight Timeline
3. Faust
4. Night Rainbow
5. Escape
6. 巨大なパーティー
7. everything everything everything (beat reprise)

Disc 2 / Dystopia Romance Another Story Remixes
1. everything everything everything (beat reprise)(Sugiurumn Remix)
2. 巨大なパーティー(DJ善福寺from井の頭レンジャーズ Remix)
3. Escape(ReminiscenceForest Remix)
4. Night Rainbow(House Violence & Yoshi Horino remix )
5. Faust(Satoshi Fumi Remix)
6. Midnight Time Line(XTAL Remix)
7. everything everything everything(Eccy Remix)


[release]2022/04/20
[price]¥3,000+tax
[format]CD2
[cat]KKV-120
[genre]邦楽/J-INDIES/ROCK・J-POP