はなし_はなし





はなし
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"お囃子ダブロック"集団:はなし、待たせに待たせて遂にデビュー・ミニアルバム完成!

2010年結成の6人組バンド、はなしの処女作にしてワン&オンリーロンリーグローリーなミニアルバム、その名も『はなし』が登場です。
冒頭から独自の解釈によるお囃子スキット「はなしがあるしがあるはなし」。ひとりの物語が大きな物語に繋がり、個人のインナースペースが広大なアウタースペースに繋がっている ! それは現代型のお囃子か、2010年代の日本版ペットサウンズか、これから始まる音とリズムの冒険を予感させる !
続いて2曲目は堂々たるポップチューン「ポンコチ」。すっとこどっこいだけどしょうがない。しょうがない、と受け入れることからまた別の道筋が見えてくる。ポンコツで動けない誰かのための歌。これはもはや業の肯定ソングの決定版だ !
そして冒頭のポップな2曲から大きく舵を取り、鋭いギターの音で始まる3曲目は「天才集団はなし」。祭囃子のビートを独自の解釈で発展させたはなしの攻撃的チューンの最先鋒 ! 炎上必至のビッグマウスなタイトルに騙されてはいけません。この曲が攻撃するのはうっとうしい自分。新感覚「自分無くし」ソング !
激しさから一転して4曲目は落ち着いた曲調の「最新型なら問題ない」。いつも「最新型」に恋わずらいの世の中へ向けた、はなしからのラブソングです。
そして5曲目、はなしのスタート地点でもあり、いきなり到達点でもある大名曲「はなし」。あなたにもわたしにもだれかにも、みんなにみんなのはなしがある。そんな無数のはなしを遠くから眺めたらまるでひとつの銀河みたいだった。願わくば、できることならば、はなしのはなしであなたの身体を揺らしたい、あなたの心を踊らせたい、束の間でいいから満たしたい。そんな祈りの込められた痛快なアンセム !
最後の曲は「しらないだけでとけています(おばけハウスver.)」。人は変わる、世の中もいつのまにか変わる。はなしはかいぶつにつぶされるまえにおばけ大会でよれよれと踊る。みんなも踊らないか。
というわけで以上6曲、はなしからの御贈答。鳴り響くタムと炸裂する声声声声声声のかけあい、うねりほとばしる3本のギターとベース、そしてとびきりのかわいらしさとたくさんの祈りを以てお送りするこのデビュー作『はなし』です。皆様どうぞお楽しみください !


01. はなしがあるしがあるはなし
02. ポンコチ
03. 天才集団はなし
04. 最新型なら問題ない
05. はなし
06. しらないだけでとけています


[release]2015/12/02
[price]¥1,500+tax
[format]CD
[cat]OBTK-001
[genre]邦楽/J-INDIES