Shingo Inao
NiMal


2000年に活動を開始、2009年よりベルリンを拠点に独自のセンサ楽器システム(センサーによる電子楽器 / バーチャル楽器)によって鍵盤楽器を拡張した表現を中心に追求する音楽家/美術家のShingo Inaoによる壮大な初のフルアルバム『NiMal』が完成。

全編に渡り様々な豊かな表情や感情が蠢き、ピアノを中心とした実に繊細かつ上品な楽曲がちりばめられた本作のタイトルについて、Inaoは「NiMa(l ニマル)は《20》の日本語読みとドイツ語の《niemal(s ニーマルス)》から作られた造語です。これは、niemals(英語でnever)という言葉からes(英語でit)を抜くことで、即興演奏の一回性と抽象性を意図しながらも、日本語とドイツ語の間に浮かぶような響きを求めて名付けました」と語る。1980年生まれのShingo Inaoは2000年にセンサーを使ったインスタレーション制作を開始し、ドイツにおける現在のセンサ楽器演奏活動につなげた後、それまで録りためたものを2020年にまとめた。そこには常に《20》という数字が横たわる。


1.Opened Segments
2.Fullmoon Willow And Water's Surface
3.Bergson
4.Nacht 2312
5.Movement Of The Particles (Between Living And Nonliving)
6.Klavierst□ck II
7.Piano Curve


[release]2021/11/10
[price]¥2,200+tax
[format]CD
[cat]PFCD104
[genre]邦楽/J-CLUB