IRO SEPTET_2015





IRO SEPTET
2015


注目の若手ギタリスト・作曲家 大柴拓のセカンドアルバムは自身が率いる異色の7重奏楽団若手音楽家たちが集まって生まれた次世代の新しいサウンドをお聴きください!!

若手トップクラスの実力派として活躍するギタリスト大柴拓のリーダーアルバム第2作目。

前作(2012年)、フルート、ヴィオラ、ギターからなる『TrioMono/トリオ・モノ』CDでの楽曲・編成の持つ独特の色彩感により、既に特異な音楽家として多くの注目を集めた。今作ではフルート、サックス、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、パーカッションという極めて異例の7重奏団『 IROSEPTET/イロセプテット』 として、演奏のみならず作曲・各パートのアレンジまで全てを手がけ、自身の音楽性をさらに最大限にまで引き出した、全曲オリジナル、渾身の一作となっている。

全てアコースティック楽器によるその編成からはクラシカルで落ち着いたサウンドを想像させるも、冒頭の代表作『そらとぶさかな』では、ミルトン・ナシメント、現在ではアントニオ・ロウレイロなどに代表されるブラジル ミナス地方の音楽に強烈に影響を受けたリズムの強い色鮮やかな作品から始まり、続く2曲目『雨に踊る』では一転、シリアスな弦楽の響きから厳か始まるも、後にはサンバやロックなどに目まぐるしく変貌する、自身のルーツのひとつでもあるフランク・ザッパやアストル・ピアソラの音楽から得たエネルギー・破壊力を前面に打ち出したプログレ色の強い大作へと続く。

また楽器ごとの音がダイレクトに伝わるよう録音・編集にも徹底的にこだわり、従来のアコースティック楽器によるアンサンブルとは楽曲・録音とも明らかに一線を画す、超個性的な1枚に仕上がっている。メンバー全員がクラシック音楽の語法と完璧なテクニックを持ち合わせ、しかしそこに留まらない様々な音楽シーンの第一線で活躍する若手実力派揃い。自由な個の見せ合いと、緻密なアンサンブルの共存、これはこの7人でしか成し得ない。

ほかと比較することすら難しい、新しい色彩をぜひじっくりとお楽しみください。


01. そらとぶさかな (作曲:大柴拓)
02. 雨に踊る (作曲:大柴拓)
03. 架空の公園にて (作曲:大柴拓)
04. カルナバル・スカイライン (作曲:大柴拓)
05. 春を待つライオン (作曲:大柴拓)
06. 透明傘 (作曲:大柴拓)
07. ほうき星の行方 (作曲:吉田篤貴)
08. 赤い月夜 (作曲:大柴拓)
09. 夜明け (作曲:大柴拓)


[release]2015/06/10
[price]¥2,778+tax
[format]CD
[cat]STPT-002
[genre]邦楽/J-JAZZ