ORTANCE_ESCARGOT





ORTANCE
ESCARGOT


多彩なキーボードプレイを持ち味としオルタネイティブな現代ジャズを実践してきた坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ、DC/PRG)、ギタリストとしてハイセンスなロックフィールをアピールする西田修大(中村佳穂グループ、石若駿SongBook)、ダブ・ステップの影響下にあるハイパーなドラミングでクラブを沸かせる大井一彌(yahyel、DATS)による、人力テクノ・ミクスチャー・ユニット、”Ortance”始動!!

坪口のストイックなピアノプレイやダビーなシンセベース、ノイズエフェクトの要素が色濃い西田のギター、マシーナリーだからこその色気を醸し出す大井のドラムなど聴き所満載の本作。これまで坪口を印象づけていたジャズ・アブストラクト/ポリリズムといったトリッキーな要素は影を潜め、リスナーが思い思いの映像やストーリーを心に描けるような、深層心理に迫るサウンドスケープを持ち味としている。ライブではFlying Lotusのカバーなども演奏されるが、今アルバムは全て坪口の作曲であり、シンセサイザーに彩られたアンサンブルの中に、コアな要素としてアコースティック・ピアノのクラシカルな音構造が息づいている。今アルバムは、まず3人でスタジオに入りピアノ&シンセ、ギター、ドラムといったベーシックトラックを録音。その際わざとテンポを変えて演奏したものを戻したり、そもそもテンポを揺らがせて演奏するなど、ビートの概念をくつがえすアイデアが随所に施されている。この音源を元に、ヴォーカルにermhoi(Black Boboi)、Kiala(Kodäma)を迎え、3カ月間かけて坪口自らポストプロダクションとミックスをおこない、ジャンルを横断するオリジナルミュージックが誕生した。 ●Ortanceメンバー坪口昌恭(Masayasu Tzboguchi):Synthsizer, Synth.Bass, Piano西田修大(Shuta Nishida):Guitar, Effect(from 中村佳穂Band, 石若駿SongBook)大井一彌(Kazuya Oi):Drums with Trigger System(from yahyel, DATS)●ゲスト ermhoi(Black Boboi)、Kiala(Kodäma)


1.Prélude pour Hortense
2.Escargot(Scat:Kiala)
3.Muse Skip
4.Tutuala Drink
5.Baroque Pearl(Vocal:ermhoi)
6.East of Eden(Vocal, Reading:Kiala)
7.Nega Posi
8.Even Shuffle
9.Space Dragonfly
10.Black Morpho
11.Unknown Lettura


[release]2019/06/19
[price]¥2,500+tax
[format]CD
[cat]APLS1908
[genre]邦楽/J-INDIES