LAURA MARLING
PATTERNS IN REPEAT
グラミー賞&マーキュリー賞にノミネートされた前作から4年半、英国のフォーク・シンガー、ローラ・マーリングの新作が完成。ドム・モンクス(ビッグ・シーフ他)との共同プロデュースによる8枚目のアルバム『パターンズ・イン・リピート』、リリース。
Laura Marlingはニュー・アルバム『Patterns in Repeat』を2024年10月25日にChrysalis/Partisan Recordsよりリリースする。『Patterns in Repeat』は、Lauraがロンドンの自宅スタジオで書き、レコーディングし、プロデュースを行った作品だ。2020年に発表され高い評価を得た『Song For Our Daughter』は、「架空の娘に向けて、また、架空の娘について書く」という観点から、比喩的に書かれたものだとすれば、『Patterns in Repeat』は2023年に娘が誕生した後に書かれたもので、結果、Lauraは家族という星座の中で繰り広げられるパターンについて考察している。収録される曲は、彼女の人生において非常に具体的で啓示的な時期に根ざしたもので、何世代にもわたって我々が家族を通して努力してきた考え方や行動を、深く見つめ直したものである。このアルバムは、ほぼ全編、Marlingの自宅スタジオでレコーディングされ、Dom Monksが共同プロデュースを担当。ストリングスの巨匠、Rob Mooseも参加した。このレコーディング・セッションには、Lauraの傍らに娘がいることが多く、アルバムの内容が持つ隠喩的な愛情表現だけでなく、純粋に状況的なものも反映している。『Patterns in Repeat』は、常に多作なイギリスのミュージシャンによる8枚目のスタジオ・アルバムであり、彼女の15年のキャリアの中で、最もリリースの間隔が長くなった作品だ。Laura Marlingは現在まで7枚のアルバムをリリースし、グラミー賞とマーキュリー賞にノミネートされ、ブリット・アワードを獲得。バークシャーの子供時代から、ニュー・フォークのシーンを経て、リスペクトされるべく音楽的な存在へと着実に歩んできた。デビュー・アルバム『Alas, I Cannot Swim』をリリースした時、彼女はまだ18才であった。それに続いた2010年の『I Speak Because I Can』から2017年の『Semper Femina』までの作品は、技術とアイデンティティの両方を探究する若いソングライターを捉えたものであった。しなやかで魅惑的な彼女の声も進化した。必要に応じてより豊かで難しく、そしてスモーキーになった。一方、曲は知性と世界観、そして女性らしさを物語っていた。しかし、若くして成功したイメージは強く、多くの人にとってLaura Marlingは初期の時代の素朴でクリアな声を持ったフォーク・シンガーのままであった。2020年、Marlingは7枚目のアルバム『Song For Our Daughter』をリリース。これまでの作品の中でも最も豊潤な作品として位置付けることが出来るこのアルバムは、過去10年に渡って我々が彼女に対して描いていた親しみやすさや崇敬を失うことなく、豊かなストリングスのアレンジや幅広いスケール感が付加された傑作となった。アルバムは高い評価を獲得し、結果、マーキュリー賞とグラミー賞にノミネートされることとなった。
01. Child of Mine
02. Patterns
03. Your Girl
04. No One’s Gonna Love You Like I Can
05. The Shadows
06. Interlude (Time Passages)
07. Caroline
08. Looking Back
09. Lullaby
10. Patterns in Repeat
11. Lullaby (Instrumental)
[release]2024/10/25
[price]¥2,500+tax
[format]CD
[cat]BRC266J
[genre]洋楽/ROCK・POPS