Raputa Heaven
ヤオヤドンパチハッピャクヤチョウ
Raputa Heaven(ラプタヘイブン)三重のクリエイターグループ、CAKRA DINOMIX(チャクラダイナミクス)のMC/トラックメイカー/エンジニア。大阪のSUPPON RECORDSで修業し、三重に移住後2012年にグループを結成。2018年にはグループと共にBPM35.0の音楽“KAKEHAN”を全国に提案した。メロディアスなトラックメイキングと、技法に富んだ作詞、クールなフローが持ち味。仕事は堅く、物腰は柔らかくがモットー。
BPM35.0の音楽、KAKEHAN。その開発者Raputa Heaven(ラプタヘイブン)のソロアルバム。真面目で堅実な生き方は、どこか物足りなく見えるし成功の輝きを鈍らせてしまう。将来を考え始めると無限のらせん階段の昇段にさえも思える。ラプタヘイブンがその階段のたった10段目で変化を求めたのは、1,000段目の景色が眉間に明確に浮かんだからか。本当に三重の奥地で霧がかった早朝に針葉樹林をジョギングすると、近い未来が眉間に浮かぶのだろうか?見えすぎる時代に、見るべき道を外さず、見えない力を感じ取りながら暮らすことは容易ではなく、だからこそ彼は真面目で堅実な青年である一方で、金の亡者にして、地域の舞台裏の虎でもあるのだろう。BPM35.0は玄関口で、その中にはラップ技術応用の可能性と、見える/見えない世界を行き来する越境の驚きがぎっしり詰まっている。技法に富んだ作詞術が見どころで、おふざけも真面目さもその都度に針を振り切っている。特に「Akadashi」では、普遍的な世界から、特殊で個人的な世界へと4分間で小旅行を体験できる。誰かが教えてくれたやり方ではすぐ忘れてしまう。自分で工夫してやったことは、よく覚えているし、理解している。彼は彼の幸運をよく理解していないが、彼の音楽をよく理解している。仕事・音楽・家庭・地域。全てを手に入れるため身を秒で刻む驚異の四輪駆動は、作品の完成をもってまた一つトンネルをくぐったが、それは三重の奥地に潜む”怪物”の目醒めでもあった。
1.808 feat 80 THE DEATHTROYER
2.ヤオヤドンパチハッピャクヤチョウ
3.買える
4.決裁
5.Skit-Niigata
6.Killin’ feat 宇宙忍者バファリン , Nue the Hermit
7.Akadashi(Kakehan)
8.Stress feat Catarrh Nisin , 80 THE DEATHTROYER
9.Kill me again(Kakehan) feat 80 THE DEATHTROYER
10.軌道(吹替版)
11.Humanity(35killin’REMIX) feat Ritzzz
12.シンプルな構造のカケハン
13.LIFE(字幕スーパー版)
[release]2020/03/18
[price]¥2,000+tax
[format]CD
[cat]CDMCD009
[genre]邦楽/J-HIPHOP