GINEBRAS_ビリー・マックスお前はだれだ?





GINEBRAS
ビリー・マックスお前はだれだ?


スペインのポップセンスを極めた4ピース・ガールズバンドGinebras(ジネブラス)。スペイン・インディーの最高峰、MINアワード受賞&Netflixドラマへの楽曲起用など、スペインでは人気バンドへと急成長。パンキッシュでユーモア溢れる歌詞とトロピカルでキュートなサウンドの、次世代のファンカラティーナ・スターが2ndアルバム『ビリー・マックスお前はだれだ?』で遂に日本デビュー!

スペインのユースカルチャーシーンの中でも飛び抜けたポップセンスと抜群のパフォーマンス力で人気を博すGinebras(ジネブラス)の2ndアルバム『ビリー・マックスお前はだれだ?』は世界中のロック&ポップスファンたちの心を弾ませ、とびきりご機嫌なラテンミュージックの世界へと誘う秀逸な作品だ。マドリードのコンプルテンセ大学の学生だったマグイ・ベルト(リードボーカル・ギター)、サンドラ・サバテル(リードギター)のふたりが、ラケル・ロペス(ベース)、ジュルス・アコスタ(ドラム)をTinder経由でスカウトしたというZ世代ならではの結成エピソードを持つGinebras。デビューアルバム『Ya Dormir□ Cuando Me Muera』で優れたスペインのインディーバンドを表彰するMINアワードで「ベスト・ポップ・アルバム」を獲得し話題のバンドとなり、その後もNETFLIXオリジナルのドラマ『スカイ・ロッホ -赤い空の向こうに-』との楽曲タイアップやSpoifyのグローバルチャートの選ばれるなど、話題に事欠かない。ライブでは観客を虜にするエネルギッシュなパフォーマンスにも定評があり、フェスなどにも引っ張りだことなっている。今作でもユーモアとウィットに富んだ自伝的な歌詞は健在で、時に痛烈なワードが繰り出されるところもご愛嬌。スカやラテンミュージックから影響を受けたトロピカルでキュートなサウンドには鮮やかな色彩、光や狂気などの要素を感じさせ、ムーディーで制御不能なエネルギーに満ち溢れていて、パーティーのBGMにもってこいの作品となっている。彼女たちのサウンドはHaircut100やModern Romance、The Belle Starsといった、80年代のファンカラティーナなバンドたちに通づる魅力もあるので、ネオアコ好きにも大推薦したい。パワーポップ調の美メロディーが印象的な#1「Billie Max」を皮切りに、横ノリでキャッチーな#2「Alex Turner」、英アビーロードスタジオでレコーディングし、スペインの国民的ミュージシャン、ダニ・マーティンとの息のあった掛け合いが作品に色を添えている#3「Desastre de persona」、ファンキーでパーティームードたっぷりな#5「Rapapa」、Bow Wow Wow風なイントロが最高な#10「Que gozadita」などラテンミュージシャンならではの手腕を存分に発揮。そして、最後にはしっとりとしたピアノナンバー「Muchas gracias por venir」で、成熟した一面を見せてくれている。遠く離れたマドリードにこんな才能あふれるバンドが存在していたことが何よりの驚きだが、まだまだ成長する伸び代さえ感じさせてくれる彼女たちの今後の活躍から目が離せない。


01. Billie Max
02. Alex Turner
03. En Bolas
04. Desastre de Persona feat. Dani Mart□n
05. Rapap□
06. Omeprazol
07. Lunes Negro feat. Karavana
08. Ansiedad
09. He Resucitado a Elvis
10. Qu□ Gozadita
11. Muchas Gracias por Venir + ボーナストラック収録予定


[release]2024/05/22
[price]¥2,400+tax
[format]CD
[cat]HYCA-8073
[genre]洋楽/ROCK・POP