HOUSE OF TAPES_CLORFUL LIFE





HOUSE OF TAPES
CLORFUL LIFE


叙情的なエレクトロニカからスリリングなビートミュージックまで変幻自在にエレクトロニックサウンドを操る名古屋在住の電子音楽家Yuuya Kunoのソロプロジェクト《House Of Tapes》2018年3月にPROGRESSIVE FOrMよりリリースした8枚目となるアルバム『Made In Hope』から1年2ヶ月、待望の9thアルバム『Colorful Life』は様々な世界観が1枚に集約された秀逸作として完成した!

本作『Colorful Life』は、前作『Made In Hope』で示したディープ・アンビエンス・ビーツとでも称すべき多彩な音響表現と巧みなビートメイキングからなるオリジナリティー感をベースに、エレクトロニックに限らずアコースティックなサウンドも取り込んだことにより表現の幅と楽曲の成熟度が格段に増し、煌びやかでもあり美しくも感傷的な印象を残す楽曲群となっている。例えば、オープニングを飾る「Easter」はボイスとダウンビートの絡みがArcaを想起させるような独特の魅力を放っている。M2「All the Light」は情景を強く感じさせるポジティブな光のごとき旋律に耳がいく。M3「Wonder Word」もポジティブなポップ感をベースに今度はそこに軽快なビートが絡む様が印象的である。一転してM4「Rose」では美しいローズを軸に生ドラムを感じさせるリズムセクションが絡むポストロック感が心地良い。M6「Clear Sky」では叙情的なメロディー群と生ドラム的なタイトなリズムセクションとが非常に感傷的な印象を与える。M7「Funeral」では様々に絡み合う弦楽器が濃密な世界観を描く成熟された空気感を纏ったダウンテンポが特徴。そしてM8「Emerald」ではまるでボーズ・オブ・カナダを思い起こすかのような高貴なエレクトロニックサウンドが展開される。また本作では、PROGRESSIVE FOrMより2017年3月に2ndアルバム『Wish』そして2018年12月に3rdアルバム『Pure Paradise』をリリースしたロンドン育ち/メルボルン在住のミュージシャン兼プロデューサーRob Mastertonによるソロ・プロジェクトSuper Magic Hats、2013年よりアンビエント/エレクトロニカ/テクノ/ポストロックなどを取り入れた実験的かつエモーショナルなサウンドが特徴的な愛知県在住のトラックメイカーnabate□、名古屋を拠点に活動するロックバンドHUSHのギタリストで、ソロではバンドでのジャングリーなギターサウンドとは一線を画したエレクトロニカ~アンビエントなサウンドメイクを行っているkondo tomohiro、仙台を拠点にiPhoneのみで音楽制作からリリースまで行う音楽家でネットレーベルCyber Frog Recordz主宰するAKR-FITWというHouse Of Tapesと繋がりの深い4組のアーティストはリミックスで彩りを飾っている。アーティストによる『Colorful Life』へのコメント人生は彩りに溢れている。たとえ悲哀ですら、ひとつの色で。このアルバムは、誰かを幸福にする可能性を模索の上で成り立っている。私が求めたのは、現実と対峙した上での幸福感であって、現実逃避する為の多幸感ではない。人生においては死すら、色のひとつで。そこから顔を背けては何も分からないし、何も変わらない。私は幾つもの夜を越え、足元を見失って、何も見えなくなった。目を伏せる中、やがて幾つもの燦々と輝く色を聴いた。彩る光を聴いた。彩る光を見た。そう君も、このアルバムの10色の彩りに何かを感じることを祈って。


TRACKLIST
01. Easter
02. All the Light
03. Wonder Word
04. Rose
05. Colors Plan
06. Clear Sky
07. Funeral
08. Emerald
09. Glitter
10. Moment
11. All the Light kondo tomohiro (HUSH) Remix
12. Emerald nabateä Remix
13. Moment Super Magic Hats Remix
14. Starlight AKR-FITW Remix


[release]2019/05/15
[price]¥2,200+tax
[format]CD
[cat]PFCD88
[genre]邦楽/J-CLUB