REVOLUTION FOR HER SMILE_A COMPILATION OF RAD YOUTH





REVOLUTION FOR HER SMILE
A COMPILATION OF RAD YOUTH


岡山のロンリーのドラム、はまいしんたろうが主催するレーベル<ロードトリップ>の新作は、これまでNOT WONKやAnd Summer Clubも名を連ねた京都<生き埋めレコーズ>のコンピ参加や同岡山のfolksとのスプリット・7インチ・リリースなどで、すでに局地的に話題を呼んでいるスリー・ピース・メロディック・バンドREVOLUTION FOR HER SMILEの10代ファーストシーズンの集大成 !

レボハーはかっこいい!!と素直に言える。僕は音楽に詳しいわけではないんだけど、彼らはメロディックパンクという大きな枠組みの中で、幾多のバンドが手にできなかったオリジナリティを持っていると思う。普遍的な強度のあるメロディーは、人それぞれにある様々な記憶を思い返させる。僕も今作を聴いて色々と思い返した。バンドを始める20歳くらいまでは、思い出というものに全く固執がなかった。写真に写るのも嫌いだったから全然残ってないし、学校とか家族のアルバムも全部捨てたりとか。そんなもんと言えばそんなもんなのかもしれないけど、残しておけば良かったな~と今更になって思う。ただでさえ情報過多な日常に加え普段からマヌケな僕は、気を抜いたらめちゃくちゃ大切な事ですら忘れてしまってたりするので、今はなるべく何らかの形にして手元に置いておきたい。なぜそう思ったのか明確な理由は説明できないけど、バンドを始めて意識がすごく変わったんだと思う。自分の世界と外界との、一生かかっても測りきれる気がしない距離感にたまーに鬱屈したり、ポジティブに自己肯定したりの繰り返し。それなりに手にした物や、失くした物もあるなーなんて偉そうに考えちゃったりして。あぁ…なんとも恥ずかしい…。でも、間違い多めで思い出すと切なくなっちゃう過去も、そういった選択の末にある現在も、全部ひっくるめて生活したい。いつまで続けれるんだろう?なるべく長く続けたいなぁ。こんな風に考えれるのって、きっとすごく幸せな事だと思う。レボハーの3人の事は高校生の時から知ってるけど、今や全員大学卒業間近。今回のアルバムには10代を終えて、20代を歩み始めた彼らのこれまでの青春が詰まってる。勿論これからまだまだ続いていくんだけど、そんな節目の作品をリリースする事ができてすごく嬉しいです。はまいしんたろう (ロードトリップ/ロンリー)


Tracklisting:
1. SMALL RIOTS
2. VOID
3. WAKING LIFE 4. AT THE END
5. THREE CHORD SONG
6. AIRCRAFT
7. HER SPECTACLES
8. NEW MARTINI
9. REVOLUTION MUST BEGIN AT HOME
10. HOW CHEAP MY WORDS ARE


[release]2018/04/04
[price]¥1,500+tax
[format]CD
[cat]RDTR-005
[genre]邦楽/J-INDIES